歌にならないルサンチマン

詞・曲:頭慢

「それは誰かのせいだ」誰かがつぶやいて
それを誰かがいいねと言った
それで満たされたようなちっぽけな感情が
狭くて広い世界を駆け巡る

昔々僕らがサルのようだった頃 虎に襲われて寒さに凍えた
そんな弱い自分の周りの すべてを心から恨んだ

僕らはもしかすると何かを恨むことに
最適化された悲しい生き物なのかもしれない
その悲しさを歌にして笑えたらいいのに
・・・いいのに

「それは誰かのせいだ」誰かがこしらえた
陰謀論を誰かがお気に入り
そんな知ったかぶりの我儘な宗教が
薄っぺらで深い世界を駆け巡る

昔々僕らがネズミのようだったころ 恐竜が歩く昼間は穴倉に隠れてた
そっと夜の闇にしか生きられないことを心から恨んだ

僕らはもしかすると何かを恨むことに
最適化された悲しい生き物なのかもしれない
その悲しさを歌にして笑えたらいいのに
・・・いいのに

昔々僕らがピカイアだったころにはアノマロカリスやオパビニアに襲われた
昔々僕らがバクテリアみたいだったころ 爆発する火山や硫化水素の海に囲まれて
そんな星に生きなくちゃいけない ことを心から恨んだ

僕らはもしかすると何かを恨むことに
最適化された悲しい生き物なのかもしれない
その悲しさを歌にして笑えたらいいのに
・・・いいのに

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