年末年始のオキテ

詞・曲:頭慢

こんな真冬の日に一年が始まるなんて
誰が決めたんだろうなんて僕が言うと
そんなことに疑問を持たずあるがままに受け入れて
暮らしてればいいのよと おまえが言う

クリスマスをむかえて
ツリーをかざって
宝くじを買って
紅白歌合戦を見て
年越しそばを食べて
除夜の鐘を聴いて

もういくつねると もういくつねると
もういくつねると もういくつねると

世の中や自分が年末年始をむかえても
なにがかわるでもないじゃないと僕がいうと
ひたすら続いていく時間に句読点を打つこと
それが大切なのよと おまえが言う

おめでとうと言って
初詣をして
おみくじをひいて
初日の出を見て
お雑煮を食べて
おせち料理をつまんで

もういくつねると もういくつねると
もういくつねると もういくつねると

お前と何回目の年末年始を迎えただろう
これからも永遠の年末年始が迎えられるように
繰り返す時間は永遠のサークルゲーム
循環する時間と右肩上がりの歴史との戦い
戦いに巻き込まれないように
静かに静かに暮らしていこう

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