斑な雨

詞・曲:頭慢

まだら模様の空 暗い空から
弱い雨が落ちる 指の先まで
その指の先まで僕は 満ちてるかな
なんだか僕は身体より 小さくなってるみたい

君が僕を嫌いだと 言ったとき
君は怠惰な毎日に 目盛りを失ってた
敢えて心にも無い事を 言ってみて
感情を揺さぶるだけだと そう思っていたのに

どうやら僕は外に出て
空を見上げて泣いているらしい

まだらの空から今日も雨が降る
光の裏側を僕は探してる
まだらの空から降る雨に打たれても
重力の内側できっと何も変わらない

関係の中からだけ 関係が生まれる
ひそひそと君の顔を見てた 何か予感して
巧妙に危険を避けてた 二人だった
いっそ君の内臓の中に 入ってしまいたい

どうやら僕はひとりらしい
君の笑顔も思い浮かばない

まだらの空から今日も雨が降る
二人だけの言葉を僕は探してる
まだらの空から降る雨に打たれても
閉じた時空の中できっと何も変わらない

どうやら僕は外に出て
空を見上げて泣いているらしい

二人の言葉は二人で作った
つながりの無い二人が一つになれたのに
まだらの空から降る雨に打たれてる
まるで酸素不足の水槽の魚のようだ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です