詞・曲:頭慢
僕が僕であることを僕はいつから気づいたろう
僕が僕である前からこの身体は生きていた
この身体は僕のものじゃない
ほんの刹那の間の仮住まい
山や河や海を愛するように
この身体を殺すことはできない
僕が僕であることを僕はいつから気づいたろう
僕が僕である前からこの身体は生きていた
遠く見ず知らずの国の戦に
心痛めるのはなぜだろう
花の美しさを虫たちと
共感できるのはなぜだろう
僕が僕であることが僕の枠から外に出て
君が君であることも包み込んでひとつになる
遺伝子の中組み込まれた
さまざまな生き物のメッセージ
月や惑星の引力のような
小さな力にさえ動かされてる
僕が僕であることを僕はいつかは失くせるだろう
この世界を包み込む大きな意識とひとつになる
僕が僕であることを僕はいつから気づいたろう
僕が僕である前からこの身体は生きていた
あたえられしものを