遠い指輪

詞:秋葉信雄・曲:頭慢

女が一人 バスルームで唄う
草原の歌を モンゴルの言葉で
愛する人を懐かしむ 母から聞いた
遠い音

男は一人 ベッドの上で
腹ばいになり タバコをくわえ
安宿のシーツ 汗で濡らし
遠い夢

はずした指輪を もとに戻し
男は一人 部屋を出る

残り香が 漂う ような気がして
ドアを探して街を歩く
降り出した雨が コートを叩く
遠い道

忘れた歌が 耳元で鳴る
男は一人 ドアを開ける

タバコの煙の その向こう
ゴロワーズの誘い
指輪をはずし 席に座る
遠い闇

はずした指輪が 責めてくる
男は一人 消えていく
遠い指輪・・

 

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