台風が来れば

詞・曲:頭慢

台風が来れば 僕らは自然と血が騒ぐ
コルチゾールが分泌されて 身体は警戒態勢
周りの人達も皆同んなじ気持ちだから
共鳴して高揚する心が増幅してゆく

ざわざわざわ
ざわざわざわ

電車の中では 騒ぐ心を押し殺して
希薄な空気の中で 僕らは黙り込む
隣の人とは重大なテリトリー侵犯
だから僕は急いでそこを逃れたい

ざわざわざわ
ざわざわざわ

セロトニンが足りないよ
もう限界原形質分離

逃げる場所はどこなんだ
ヘクトパスカルが襲ってくる

ざわざわざわ ざわざわざわ
ざわざわざわ ざわざわざわ

アオイミズウミ

詞・曲:頭慢

白樺の遊歩道をあなたの後を辿って歩く
あなたの歩く早さに合わせて私は歩く
風の音だけが聞こえて
風の冷たさだけを感じる

ああ そして二人が辿り着いたのは
青い水をたたえた美しい湖
そして二人が辿り着いたのは
哀しいくらい美しい湖

あなたの為にしたことが報われないこともある
そんな役に立たないおもいやりは水に溶かしてしまおう
日が暮れまでには少し
二人の時間があるから

水の青い色は毒が溶け込んだ青
魚さえも住めない美しい湖
青い色は毒が溶け込んだ青
湖に立つ枯れた白樺の木々

ああ そして二人が辿り着いたのは
青い水をたたえた美しい湖
そして二人が辿り着いたのは
哀しいくらい美しい湖

きっといつか

詞:JIIKE・曲 :とーまん

伝えてみたいことがあるんだ 君に呼びかけてみても
うつむいたまま生返事 指先だけが行き来してる
きっといつか 僕の歌が君に 届きますように
きっといつか 声を合わせて 歌えますように

伝えてみたいことがあるんだ ギターをつま弾いてみても
時代はずれのハーモニー 機械がつくる声に埋もれ
きっといつか 僕の歌が君に 届きますように
きっといつか 声を合わせて 歌えますように

溢れかえっている ものや言葉たちを 掻き分けて
流されて 溺れそうな中で音を拾い

きっといつか 僕の歌が君に 届きますように
きっといつか 声を合わせて 歌えますように
きっといつか 僕の歌が君に 届きますように
きっといつか 声を合わせて 歌えますように
きっといつか 希望の明日に 変わりますように

あたえられしものを

詞・曲:頭慢

僕が僕であることを僕はいつから気づいたろう
僕が僕である前からこの身体は生きていた

この身体は僕のものじゃない
ほんの刹那の間の仮住まい
山や河や海を愛するように
この身体を殺すことはできない

僕が僕であることを僕はいつから気づいたろう
僕が僕である前からこの身体は生きていた

遠く見ず知らずの国の戦に
心痛めるのはなぜだろう
花の美しさを虫たちと
共感できるのはなぜだろう

僕が僕であることが僕の枠から外に出て
君が君であることも包み込んでひとつになる

遺伝子の中組み込まれた
さまざまな生き物のメッセージ
月や惑星の引力のような
小さな力にさえ動かされてる

僕が僕であることを僕はいつかは失くせるだろう
この世界を包み込む大きな意識とひとつになる
僕が僕であることを僕はいつから気づいたろう
僕が僕である前からこの身体は生きていた

あたえられしものを

涙のさいたま新都心

詞・曲:頭慢

改札を抜ければ無駄に広いよなコンコース
ビル風吹きすさぶさいたま新都心
あなたと歩いた思い出たどり
夕暮れけやきひろばに来てみても
青いイルミネーションはもう無いの
ああ涙の
さいたま新都心

見上げれば横たわるガメラの甲羅を思わせる
スーパーアリーナの赤い光よ
あの日はあふれるほどの人の群れ
どうやら浜崎あゆみのコンサート
人混みの中にあなたを見失う
ああ涙の
さいたま新都心

コンコースをたどって北与野駅へと向かえば
肉球ぷにゅぷにゅの甘い香りがする
まるでわたしの心みたいに
駅前に広がる無駄な空き地は
スカイツリーに負けたタワーの用地
ああ涙の
さいたま新都心