詞・曲:頭慢
グラスボートのガラス越し
海の底に眠る未来は
魚たちが行き交う向こうに
今は手が届かない
なるようになるさと生きてきた僕と
理由のないことのできない君は
こんなとこで暮らしたいと
言った僕を笑うだけ
最低の結末は迎えたくはないから
君を連れ南の島に来て
違う場所からの三角測量
ヨーンの道を抜けて
日の当たる場所へ行きたかったのに
マレビトに優しくない
雨の川平湾
僕らの重ならない波動は
電波望遠鏡から発射されて
厚い雲の向こう側
ダークマターに吸い込まれる
僕らが住む街では季節外れの青いシャツが
雨の中で風に吹かれて
それがとてもとても似合っているよ
強い風に耳を
塞がれて勘違いをしてるのか
行き詰った二人の目に
雨の川平湾
ヨーンの道を抜けて
日の当たる場所へ行きたかったのに
マレビトに優しくない
雨の川平湾