天使が空から落ちてきた

詞・曲:頭慢

昨日見た夢の中で
僕はあなたをだきしめた
ミルク色の白い服に
ひざまづき顔をうずめた

目を覚ました後で僕は
その余韻を確かめると
まるで忘れてたあなたを
夢に見た事に驚く

あなたのことを思い続けながら
静かに生きていくこともできたのに
それは不思議な偶然のように
天使が空から落ちてきた あの日

自分が天使だったこと
忘れてしまった天使と
僕はとらわれ人のように
枝分かれの道選んだ

昨日見た夢の中に
あなたがあらわれたわけは
選ばなかった未来も
幸せだったからだろう

ひとはなにかを選んで生きてく
取り返しのつかないことに気づかないまま
それは何かのたくらみのように
天使が空から落ちてきた

バナナのブルース

詞・曲:頭慢

あなたがくれた青いバナナ
いったいどういうつもりなのかしら
きみにあげた青いバナナ
黄色く熟れたら一緒に食べよう

たわわに実った情熱の果実
ひとつひとつが恋する若い二人の気持ち
バナナバナナとっても甘い
バナナバナナ南の島バナナ

あなたの愛を確かめたいのに
黄色くなるまでおあずけなのね
きみとの愛が熟れるまで待ち遠しい
熟れ過ぎたなら冷蔵庫で冷やして

カリウムいっぱいカロリー少なめ
実ひとつ世ひとつ健やかに若い二人の未来
バナナバナナ少小さい
バナナバナナ南の島バナナ


マージナル

詞・曲:頭慢

週末に台風が近づくという
僕はいつものように海に来ている
海は穏やかでもなく荒れているでもなく
中途半端にいるのはいつものこと
中途半端にいるのはいつものこと

気が付けば いつも波打ち際
そして・・いつも 迷っている

少し前に東京に行ったんだ
平日の朝の東京で僕はエトランゼ
それは単に誰かとの違いだけかも知れないけれど
歩調を変えて歩いてみたんだ
ゆっくりと歩いてみたんだ

気が付けば いつも境界線
そして・・いつも 迷っている

君と過ごすささやかな暮らしの中で
僕はまるでいつも第三者のよう
とつぜん真面目な顔をして君が聞いた
人間は自然の中にいるのかしら
人間は自然の外にいるのかな

気が付けば いつも境界線
そして・・いつも 迷っている
いつも 迷っている
いつも 波打ち際
いつも 迷っている

お元気でしたか

詞・曲:頭慢

やあ みなさん お元気でしたか
ぼくが南の島に引っ越して2年半
まだ 2年半な気もするし
東京に居たのはもう昔のようでもあります

やあ みなさん お元気でしたか
全てのことは引っ越してから考えると
なんとかなるでしょと
引っ越したそのあとはまあなんとかなっています

南の島では海ばかり見ています
なにをするでもなく海ばかり見ています
そうしてだんだん海に近い自分に
なれたらなんて思ってます

やあ みなさん お元気でしたか
僕の暮らしはネットで語ったりもしてますが
楽しいことばかりじゃないけど
もう少し生きていてもいいみたいです

南の島では海ばかり見ています
なにをするでもなく海ばかり見ています
そうしてだんだん海に近い自分に
なれたらなんて思ってます

ゆらぎの彼女

詞・曲:頭慢

あの子が防波堤の上で
踊るダンスを見たことがあるかい
誰だってそれに見惚れて
現実と非現実のゆらぎにゆれてしまうよ

近づいたら分からない
地図で見た海岸線は
波打ち際の寄せる波
彼女に近づいたら彼女のことはわからない

南の島の海へ行ったら
サンゴの海で泳ぐのは後にして
彼女の姿を探してごらん

彼女のダンス 防波堤のダンス
ゆらぎのダンス 潮風にダンス
彼女のダンス 波しぶきダンス
サンゴのダンス 貝殻のダンス

あの子の噂話を
誰かに聞いたことがあるかい
地球で一人きりになっても
誰かに見せるために踊り続けるだろう

ゆらぎでできた世界
粒子と波動の二重生活
存在は確率でしかわからない
鼓動は頸動脈と肺と腎臓でゆらいでる

南の島の海へ行ったら
イグアナを見つけるのは後にして
サイダーのような衣装を探してごらん

彼女のダンス 砂浜のダンス
ゆらぎのダンス 海鳴りのダンス
彼女のダンス さざ波のダンス
リーフのダンス 紺碧のダンス